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スマートフォンでRPA 「MacroDroid」レビュー

2019.08.08

  • なぜスマートフォンでRPAなのか?

定型業務においてさまざまな場面で適用されるRPAですが、いくつか課題があるというのも事実です。

例えば「導入が簡単」と言われていますが、あくまで「C言語をはじめとするプログラミングよりも簡単」ということと、一般的な事務処理システムの導入よりコストが安い(この点が非常に大きいのかと思われますが)ということにすぎず、RPAを導入したうえで実際に運用していくには多少なりとも専門的な知識が必要です。

実際にプログラミングの知識がない人がゼロからRPAについて学習しようとすると苦労するといった声が実態として多くあります。

こういった課題によりプログラミングの経験がない人にとってRPAをとっつきにくくさせているものではないかと考えられます。

その中でもし日常のちょっとした場面で使うことができればより身近になるのではないでしょうか。

今回はスマートフォンにおけるRPAツールを紹介し、その代表的なアプリとして知られるMacroDroidについて紹介します。

 

  • RPAをスマートフォンで使うとするなら

例えばスマートフォンでなら

Wi-Fiを自宅や職場ではONにしたいけどそれ以外の場所ではOFFにしたい」

マイクの無線はWi-Fiの影響を受けて雑音が発生するケースがあります。

非常に限られたケースかとは思われますが、自分がもし大人数を集めて何か会議や勉強会を開く時にマイクを使おうとしてWi-Fiを切っておくのをよく忘れて雑音が入ったままになってしまうという人にとってはあってもよいのではないでしょうか?

 

「留守番電話を自動的にメールで通知してくれるようにしたい」

普通に携帯を確認すればいいのでは?という声もあるかと思いますが、安全(火災の危険性があるものを取り扱う場所ではスマートフォンはNGなど)や情報漏洩の観点から携帯電話の持ち込みが禁じられているケースがあります。

そういう時に着信を個人のメールサーバーに接続できるオフィスのPCで確認することができればより便利であると言えます。

 

「通信量を食う動画や雨雲レーダーなどのアプリをWi-Fiが入っているかどうか忘れてしまう」

こちらは後で紹介しておりますが、ふとした時に動画や雨雲レーダーをスマホアプリで見ようとしてWi-Fiが入っていないことに気が付かず動画を見続けてしまい通信制限を受けてしまうということがある人はいませんか?

 

RPAをどんなものか触って遊んでみたい」

本記事の一番のポイントはここにあるといってもいいでしょう。

プログラミングの知識はあまりないけどRPAというものを体験する。

実際に触ってみることでどういうことであれば簡単にできるが、UiPathなどのRPAツールを遊びで使ってみるのはややハードルが高いのではないでしょうか。

 

  • スマートフォンの操作自動化ツールについて

スマートフォンの操作を自動化するツールは無料で使えるものがいくつか公開されています。

iOS

WorkFlowIFTTT

  • 2015年頃から自動化ツールがリリースされています
  • WorkFlowはその実効性からApple社に買収され、無料化しているようです。
  • ともに日本語化されており、活用方法について様々なウェブサイトに記事が載っています

 

Android

  • Tasker、(IFTTT)、AutomateItMacroDroid
  • Tasker以外はほぼ、日本語化されている(Taskerは英語のみ)
  • 基本的に有料ツールであり、本格的に機能を活用する場合には課金が必要です

 

今回はスマートフォンでRPAができるMacroDroidについて紹介して参ります。

同アプリはArloSoftが配信するアプリで、20165月にAndroidアプリでリリースが開始しました。

このアプリ上ではトリガー、アクション、条件の3つのパートに分かれて設定するだけでスマートフォン上の操作を自動で行うことができます。

 

「トリガー」のパートでは電話の着信やSMSの受信から光センサー、ロック画面の解除などこれだけでも細かい条件を設定できることがわかります。

 

「アクション」のパートでは先ほど設定したトリガーに対する動作を実施します。メールやSMSの送信だけでなく、Wi-Fi設定の起動、画面上に通知することなど「トリガー」のパートと同様に様々な動作を設定できます。

 

「条件」のパートはトリガーのパートと似ているものもありますが、起動したトリガーや起動していないトリガーがあるかどうか、本体が通話中であるかどうかなどより詳細な条件を設定することが可能なようです。

 

これらの設定をもとにマクロが作成され、動作します。

 

不在着信が来た時にメールで通知することができれば、作業に集中していて気づかない時も、メールを見て反応することができます。

 

 

今回は、Youtubeやニコニコ動画などの動画配信SNSのアプリを開く時にWi-Fiの接続が忘れていた時にWi-Fi接続をリマインドすることを想定して、通知するマクロを試してみました。

今回は「Wi-Fi推奨アプリ」と命名。

なお、アプリそのものやマクロを個別に動作しないように設定することも可能です。

Youtubeのアプリを開くと

 

 

左上に警告のマークが現れたことがわかります。

 

  • 最後に

RPAでよくみられるようなExcelのデータを処理するといったことはありませんが、こういったこまかなところでRPAを活用してみることが今後のRPA普及に役に立つのではないかと思います。

MacroDroidについてはマクロ集なども紹介されておりますので、役に立ちそうなマクロを作成してみてはいかがでしょうか?

https://sp7pc.com/gadget/macrodroid/19966

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