■サイト内検索:
 

RPA Biz > RPA > 社内におけるRPAトレーニングの進め方

社内におけるRPAトレーニングの進め方

2019.04.02

 弊社では、RPAのプロジェクトを数多く実施しておりますが、少なからずのクライアントにおいてRPAの開発と並行して、現場担当者様へのトレーニングの依頼もお受けすることがあります。RPAというものの性質上、その哲学に「現場で業務改善を進められるようになる」というコンセプトがあります。そのために、UiPathを始めRPA各種ツールのUIは比較的プログラミング初心者でも取り組みやすい構成になっています。ただ、正直申し上げますと、このRPAツールは確かに、スクラッチでJavaC言語でシステム開発するより数段簡単ではありますが、とはいえ初心者が明日からすぐできるかというとそこまでは容易くはないのが実情です。そこで弊社の様な会社にトレーニングの依頼が来ることになります。

 

弊社のトレーニングプログラム「RPA Lab」のご紹介

RPA lab

 

 

弊社では、今まで多くの企業様にトレーニングをしてきた実績を活かし、RPAの研修プログラムを開発しております。詳細は上記にリンクを貼っている弊社サイトで紹介しております。今回のこのブログでは、このトレーニングについての所見を述べたいと思います。

 

 

ゴールを何処に設定するか

 

RPAのトレーニングをしていて、よく課題になるのは「受講者様がその研修を通じてどこまでのスキルを身につけるのを目標とするか」です。その際に重要となるは、RPAの開発工程というものをしっかりと理解することです。RPAの開発工程というものは、シンプルに分解すると以下になります。

 

  • 業務選定
  • To-Beフロー設計
  • 開発(シナリオ作成)
  • テスト
  • 運用・保守
  • 改修

 

ただ、現在PoC段階でほんの数種の業務のみを取り組む場合、ここまで一つ一つステップを踏む必要は無いかもしれません。

 

  • 業務選定
  • 開発(シナリオ作成)+テスト
  • 改修

 

このくらいにシンプルでも、単純な業務であれば可能です。まずはこのレベルにおいて、初めてRPAの研修を受ける方にどこまでを期待するのか設計する必要があります。

 

受講者のスキルに合わせたゴール設計

 

受講者のスキルに合わせたゴール設計

 

1.RPAスペシャリスト

 

研修のゴールを設定するには、まず社内の人材に一連のRPAの取り組み中で何を任せられるようになりたいか考える必要があります。完全にインハウスでRPA開発を進める場合、まず重要になるのは「最終的に誰に開発をしてもらうか」ということになります。RPAのプログラミングは先述したように、他のシステム開発と比べて比較的取り組みやすいものですが、とはいえ誰でもすぐにできるものではありません。自然、プログラマーとしての向き・不向きが関係します。社内で、自分でVBAをいじってエクセルのマクロを作っているような人は向いており、同じようにRPAも業務改善の延長線上なので取り組み易いかと思います。ただ、最初のPoCの段階ではそれで大丈夫なのですが、規模が大きくなると、サーバー上でRPAを回す話であったり、開発/テスト環境の整備/実業務環境との整合性確認など、細々とした業務が発生します。そのようなステージにいったら、いずれにせよIT部門のサポートは必要になります。

また、このような「開発できる」人材が対象部署では中々見つからない場合もあります。また、該当する方がいたとしても、日々の本業のほうに忙殺されており、この「RPA開発」の役目を担えないケースもあります。そのようなときは、やはり「開発」機能はIT部門のほうで引き取るといったケースが多いのが実情です。

 

2.RPA現場推進リーダー

 

そこで、現場部署の人材に求める事として、次に挙げられるのが「改修」となります。大がかりなシナリオの変更は難しいかもしれませんが、簡単なパラメータ変更であったり、RPAが作業するシステム/Web画面の少しのUI変更なら対応できるレベルです(UiPathで言うとセレクターを取り直す作業です)。簡単な改修であれば現場サイドのRPA推進リーダーが完遂できるようになることで、IT部門側の負担は大きく減りますし、何よりも改修が早く済み、その分その部署がRPAの恩恵に預かれることになります。特に、現場サイドの人材に研修プログラムを施す場合は、この「改修はできる」レベルの人材を如何に育てるかが重要です。彼ら/彼女らが、現場部署に1名ずつでもいれば、その部署のRPA化は非常に早く促進されます。

 

3.RPA現場推進メンバー

 

次に、「改修できる」レベルまで行かないまでも「目利き」ができる人を育てることも重要です。「目利き」とは自身や周囲が日々行っている業務の中でどのあたりがRPAに向いているか判断できる「選球眼」を持つことです。RPAの推進をインハウスで進める場合、専門のコンサルタントがいるわけでは無いですから、RPAの対象となる業務の選出は、必然、現場サイドからになります。その際に、現場サイドにRPAへの理解があり、向いているものそうでいないものの判定ができる方がいると非常に生産的になります。このような方が社内に育っていないと、現場サイドから幾つかRPAのアイデアが出てきたとしても、そもそもRPA化は不可能なものであったり、RPA化できたとしても人間の業務負担はさして減らないものが出て来る恐れがあります。

そのように現場サイドに「目利き」の能力を上げてもらうことは、実はRPAを推進する上で非常に重要なことです。RPAの研修というと簡単に「開発できる」ことを目標としがちですが、この「目利き」をさせるためだけでも現場の従業員が研修を受ける意味はあります。簡易的な研修でも構いませんので、この「目利き」を増やすための研修プログラムの実施は、ぜひ各社で取り組んでいただきたい活動です。

 

 

このように、社内の人材にRPAトレーニングを施すときには、まずは各受講者対象のゴール設定を予め想定していく事が重要です。ただ、研修により、各従業員がどの程度までスキルが向上できるのかは、実際に実施してみないとわからない事もあるかと思います。研修の結果、想定していたゴールに行かない場合、つまり想定していたスキルセットをもつ社内人材が確保できなかった場合、インハウスのリソースではなく、コンサルタントやエンジニアといた外部リソースの投入で補填する考えも併せて持つ柔軟性も大事かと思います。

 

 

今回はRPAトレーニングについての知見を紹介させていただきましたが、このような話をもっと相談したい方は、リードエグジビジョン ジャパン社主催で201958日~10日に東京ビッグサイトで開催する「AI・業務自動化 展」に弊社も出展しますので、是非相談の事前予約をしていただければと思います。

今回の展示会では、弊社アーツアンドクラフツがRPAの数々のプロジェクト現場で培った知見を来場者の方に御披露したいと考えています。アーツアンドクラフツでは、金融、不動産や自治体、教育団体、製造業や会計事務所、医療事務など幅広い業界でRPA化の取り組みにチャレンジしています。また、RPA以外にもOCRAI-OCR含む)や、他の業務ツールと連携した取り組みも行っておりますので、ご興味あるかたは是非、下記のURLにアクセスしていただき、事前の面談申請をしていただければと思います。

 

 

アーツアンドクラフツ株式会社 

AI・業務自動化 展(58()510()@東京ビッグサイト)

 面談受付はコチラ

受付

 

 

 

弊社以外にも数々のRPAAIの事業者が参加する展示会となっていますので、興味ある方は是非参加をご検討されてはいかがと思います。

 

 

topへ
© RPA.biz