2019.03.29
RPAソリューションツールといえば、株式会社エヌ・ティ・ティ・データが提供する国内シェアNo.1の「 WinActor ®」やRPAテクノロジーズ株式会社の提供する「BizRobo!」がありますが、通信キャリアのソフトバンクもその1社で、「SynchRoid(シンクロイド)」というRPAソリューションを法人向けに販売しています。
ソフトバンクのHPでは以下のように紹介されています。
“「SynchRoid(シンクロイド)」は、ソフトウェアロボットが業務を自動化するRPAソリューションです。処理手順を登録するだけで、単純な事務作業や膨大な書類業務などを自動化し、業務の効率化、スピードアップ、コスト削減を実現します。”
従来のRPA開発画面は専門的なスキルが必要なものが多かったのですが、SynchRoidは開発画面をGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)で提供することによって、直感的な操作が可能となりました。 それによって、ITの知識が少ない人でも簡単にロボット開発などの幅広い業務に利用できるようになっています。 さらに月額600,000円の「ベーシックパック」の他に年額900,000円の「ライトパック」という2種類のコースが用意されています。
導入を検討されている方は試しにライトパックを使ってみてはいかがでしょうか。
ピップエレキバンなどで知られるフジモトHD株式会社では、人手不足により負担がかかっていた各部署の単純作業を自動化することによって、わずか4ヶ月で月間約220時間の業務時間を削減しました。
住宅設備機器大手の株式会社LIXILは建設大手5社が合併したことによって、システムの統合がIT部門の優先事項となり、現場毎のシステム改善が十分に出来ていませんでした。そこで、業務部門主導でRPAを活用できる運営体制を整えたことで、現場社員自ら必要なロボットを開発できるようになりました。 結果、導入1年以内で250名の社内RPA開発者を育成し、250種類のロボットが開発されました。
施設管理業務を請け負う株式会社日本ファシリティは、管理施設が増えるたびに事務処理が増加して、報告書の登録など社員の業務負荷が高まっていました。 登録作業は人が行うと1回約2〜3分かかることもあり、その作業は年間で約6万件発生していました。 そこで、事務処理を自動化することによって1回の登録は20秒程度になり、2,000時間以上の業務時間削減に成功しました。
いかかでしたでしょうか。ライトプランや直感的な操作性など導入しやすい「SynchRoid」はこれからもっと普及していくのではないでしょうか。
参照記事
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1903/22/news078.html