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請求書AI-OCR「sweeep」について

2019.03.16

本記事では、オートメーションラボ株式会社が去年12月上旬にローンチリリースした請求書の会計処理の自動化を可能にしたサービス『sweeep』について取り上げていきたいと思います。今回は、代表の村山 毅さんにインタビューさせていただきました。

 

 

オートメーションラボ株式会社 CEO 村山 毅 様

 

1.オートメーションラボ株式会社とは

まず、今回『sweeep』を開発しリリースしたオートメーションラボについて紹介したいと思います。CEO村山 毅さんは、オートメーションラボ株式会社を設立前は、バックオフィスを対象としたコンサルティングやシステム開発を行う会計系コンサルティングファームにて10年以上従事していました。そこでの経験から、バックオフィスの非効率さを改善したく、バックオフィスにおける自動化のコンサルティングを主な業務内容とする当社を設立しました。ミッションとして、“バックオフィス革命”を掲げ、RPAを使った業務コンサルティングを行っています。

 

2.『sweeep』誕生背景

 オートメーションラボのプロダクトである「sweeep」について詳しく紹介する前に、経理部門における課題について述べていきたいと思います。経理業務の自動化を進めるなかの課題として挙げられるものの中の一つに、紙帳票の取り扱いが挙げられます。具体的に言うと、経費申請の領収書であったり、取引先からの請求書処理などが挙げられます。もちろん、本来請求書発行段階からデータ化したものを頂ければ問題はないですが、取引先は取引先の論理があり、請求書発行段階からのデータ化は不可能でした。つまり、経理の処理として、債務の計上を支払いにつなげなければいけませんが、それが紙媒体であるがゆえに経理部門に非常に負荷をかけているという課題が発生していました。この請求書の課題を解決するのが『sweeep』になるのです。

 

3.『sweeep』とは

オートメーションラボが開発した『sweeep』は、請求書の会計処理を自動化するAI技術を搭載しており、請求書をスキャンすれば自動でOCROptical Character Recognition/Reader・光学的文字認識)によって情報を読み取り、仕訳データへ変換することができます。科目変換、会計データ作成、会計システム登録などの会計処理を行うことが可能です。スピードも100枚の請求書を処理するのにかかる所要時間はたったの3分間になります。

本プロダクトの強みとして、どのようなフォーマットの請求書でもAI技術によって読み取ることが可能です。従来のRPAOCRバンドル機能では、ものによって文字化けが起こり得るため精度に課題がありました。さらに、企業によって請求書は異なるフォーマットを採用しているため、非定型の請求書をRPAが読み取っても必要なデータを抽出することは不可能でした。しかし、本プロダクトでは、従来から使われているアナログの各社各様の請求書を自動データ化することができます。

また、従来のOCRツールでは必須であり、尚且つ設定に長時間有していた帳票定義が短時間、尚且つ簡単になりました。本プロダクトを使用することで、読み込んだ請求書から勘定科目の情報を一度入力することによって完了できます。以下の画像のように、取り込んだ請求書を見ながら作業ができ、入力画面も決して難しいものではありません。さらに、一度入力してしまえば、以降は学習機能によって自動で行ってくれるので余計な手作業を必要としないのは本プロダクトの強みの1つでもあります。今まで経理業務と何ら変わりはないため、担当者も特に新しい技術を習得しなくとも対応可能になります。さらに、経理に馴染みのない人でも行えるようになりました。

 

このように、帳票定義が一度勘定科目を入力するのみで済む背景には、AI技術があります。AIがレイアウト定義をせずに請求書内の必要となる情報を自動判別できるようにするため、テキスト認識と標準的な請求書の配置に則った座標を組み合わせて学習させました。そうすることで、従来は必要であった帳票定義が短時間で容易に行えるようになりました。

さらに、本サービスは請求書に特化している強みとして、会計システムのフォーマットに変換することが可能です。汎用性に富んだ帳票を読み取れるサービスを展開する競合他社のように請求書を読み取りテキスト化までは同じですが、本サービスでは経理業務として必要となる勘定科目や課税・非課税などの会計に関わる情報の付加まで行います。他社の読み取りサービスを利用すれば、仕訳データへ変換するためのシステムを別途利用しなければなりません。これまで2つ以上のシステムで成しえていたことが、本サービスのみで請求書を読み取り仕訳データに変換することができます。

 もう一つの特徴として、クラウドでサービスを提供しています。そのため、ソフトのインストールや環境設定、また初期費用も低コストに抑えることができます。クラウドということから、請求書をクラウド上にアップロードすることに懸念を抱く人は少なからずいるかと思います。しかし、セキュリティーには万全の対策を取っています。最近では、クラウドもセキュリティー面での信頼性は評価が確立されつつあります。例えば、売上1兆円以上を超える規模の企業でさえ、SaaSSoftware as a Service)と呼ばれる必要な機能をカスタマイズして利用できるクラウド上で提供されるソフトウェアを利用しているようになってきています。さらに、個人情報や機密情報を扱う人事系の業務でもクラウドの採用が進んできています。現に、本プロダクトは、人材系、不動産、IT系や会計事務所などでも導入されている実績を持っているようです。

このように、非定型フォーマットの請求書に対応し、会計データと連携でき、クラウドで提供されているサービスは、国内では本プロダクトでしか体験できないサービスになっています。例えば、それは月次決算のリードタイムの短縮に繋がります。経理の月締めの業務は、月初の営業日に集まってきた請求書を数日で処理しなければなりません。請求書を届くまでは手の施しようがなく、請求書の到着が遅れたら成す術もなく決算の締めが遅れてしまいます。しかし、sweeepなら100枚の請求書を3分で処理してしまうため、決算早期化が実現可能になります。他社製品と処理スピードで比較してみても、本サービスでは1枚読み込むのに1.5秒以下、なおかつ帳票定義の簡略化、自動で会計システムへ取り込めるデータへ変換などスピード面の強さも持ち合わせています。また使用料も月額10万円からスタートなのも企業にとって嬉しいポイントなのではないでしょうか。

 

4.請求書に関連するマーケット規模について

 このオートメーションラボのサービスは「請求書」というカテゴリーに特化していますが、その市場規模はどれくらいでしょうか。日本国内で流通しているといわれる請求書の数は、月間5億枚。年間だと、単純計算でも60億枚にのぼります。年間の人件費コストは3兆円。請求書だけにフォーカスしても比較的大きい市場があります。さらに、請求書に関連する作業は、

 

  • 請求書の受け取り
  • 請求書を確認して部門の中で伝票をきって回す
  • 部門長が承認
  • 経理に回す
  • 経理が仕訳として打ち込む
  • 承認してファイリング
  • 監査対象の伝票を探す

 

など多岐にわたります。また、これが紙ベースだと、ファイリングや探し出すのに手間暇がかかりますが、デジタルだったらこのような作業時間を削減することが可能です。さらに、どの企業においても請求書を使っているので、ターゲットも全ての企業が当てはまります。このように、マーケットも大きく、ターゲットも業界関係なしの領収書を扱うすべての企業となっています。そのため、これからにも益々期待ができそうです。

 

5.今後

 今後は、SaaSのサービスやSAPなど基幹システムとの連携強化を視野に入れているそうです。さらに、あるRPAベンダーと協働でロボットを作る計画も動き出しています。

 最後になりますが、このような請求書に特化したAI機能を搭載した『sweeep』の登場と普及によって、企業の経理部門の働き方に変化が起きるのもそう遠くはないのではないでしょうか。

 

参考

https://rpahack.com/sweeep?fbclid=IwAR3jdMRO2goqOHMpoRwZ4XLcdAxLWPybSXzIrqQR5eMVcejJpngnKMWxotg

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000040079.html

https://sweeep.ai/

https://marvin.news/5788

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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