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働き方改革ツールの種類と、今後の役割について

2019.01.29

 

 

こんにちは!

今回は、RPAをはじめとした、所謂、「働き方改革」の中で今後ますます注目を集めそうなツールについて紹介していきたいと思います。

 

 

 

1.「働き方改革」において注目されている代表的なテクノロジー


 

働き方改革で期待されているツールとして、チャットボット、AIRPA、この3つが代表格です。

 

Googleトレンドで、3つを比較したところ、1:3:52と出ました。

 

AI」の関連キーワードを見ると「ai みんながみんな 英雄」など、人口知能の「AI」じゃない、アーティストの「AI」さんを検索している方も多くいるかと思いますが、その結果が1:3:52という差になったのは仕方がないかもしれません。

 

https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=today%205-y&geo=JP&q=%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88,RPA,AI

 

 

 

この3つのテクノロジーがどのようなものであるか解説していきたいと思います。

 

 

 

 

2.チャットボット


 

「チャットボット」は英語表記で、chatbotであり、ウィキペディアでは、人口無脳の項目に色々説明が書かれているので、単語としては定着していないのだと思われます。

 

私自身も資料作成時には、名称として「chatbot」を使っており、単語として「人口無脳」という単語は聞きなれません。

 

人口無能ではないので、お気を付けください。

 

 

Googleトレンドでチャットボットを検索すると、RPAAIよりも検索されるケースが少なく、「チャット」で検索すると「AI」よりも検索されています。

 

 

「チャットボット」は、チャット+ロボットの造語で、スカイプやラインなどの人同士が文字で会話する仕組みを、人同士ではなく、人とロボットがチャットを通じて会話をすることである。

 

このRPALABと似たボットに光をあてる「BOTLOBO」なるメディアもあります。

https://botlabo.media/

 

 

参考にチャットボットを掲載していいますので、少し試してみてください。

 

ALAIN(アラン)

http://www.grokwork.com/alain/

 

 

説明書きには、

 

人の言葉をそれなりに理解して会話する、完全オリジナルのチャット型プログラムです

従来の人工無脳とはひと味違った機能を多数搭載しています

軽い気持ちでプログラムとの何気ない会話を楽しんで頂ければ幸いです

 

と書かれているので、会話が成り立っているようで成り立っていないことも多いです。

 

 

私がアランと会話したら下記にある通りになりました。

ちなみに私の登録はOGITI(オギッティ)で登録しています。

 

 

OGITI : おはよう(12:37:24)

ALAIN : おはようございます (12:37:24)

OGITI : 貴方の名前は?(12:37:39)

ALAIN : 本当は芸術とそうでないものを分ける垣根なんて無いんでしょうけどね (12:37:39)

OGITI : 名前を教えてください(12:37:57)

ALAIN : 分かりました (12:37:57)

ALAIN : 日が沈む前の、あの深い蒼に出会うと、私は何も考える事ができなくなります (12:37:57)

OGITI : ALAINという名前ですよね(12:38:41)

ALAIN : そうかも知れませんね (12:38:41)

OGITI : いい加減にしないと私は怒りますよ(12:39:09)

ALAIN : あまり深刻に考えるよりは、休み休み冷静に考えた方が効率が良い気がします (12:39:09)

ALAIN : こだわりを持ち過ぎると、長期的にはうまく行かない場合が多い様です (12:39:09)

OGITI : いい加減にしてください(12:39:34)

ALAIN : あまり深刻に考えるよりは、休み休み冷静に考えた方が効率が良い気がします (12:39:34)

ALAIN : こだわりを持ち過ぎると、長期的にはうまく行かない場合が多い様です (12:39:34)

 

 

 

実際のところ、「YahooAPI-キーフレーズ抽出」を利用して、重要と思われるフレーズから優先的に返事を考えているそうですが、会話の内容が多岐に渡る場合、上のようにチグハグな会話になります。

 

業務に絞ったボットにすれば、会話が成立するようになるかと思います。

 

 

例えば、人の入れ替わりが激しい職場などにあり、人事・労務に絞った内容にすれば、人事部の社員がその都度対応しなくても良くなることが増えると思います。

 

 

 

3.RPA


 

このブログでも日々更新しているRPAですが、2016年ぐらいから急速に広まっていった用語に思えます。

 

しかし、Excelの関数ぐらいの感覚で使われるレベルまで普及するレベルまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

 

現在、RPAのシナリオ作成をエンジニアである私などが作成していることもありますが、Excelの簡易性レベルまでRPAツールが簡易になっていない部分も多分にあるかと思います。

 

RPAベンダーの開発力に期待したいところです。

 

 

また、ベンダー側から「RPAを使えば誰でも自動化ができる」という触れ込みで提案された方も多いと思います。

 

ですが、実際に触ってみると、「誰でも」というのは難しいと感じるでしょう。

 

実際にRPAツールに触れたことがある方ならわかるかもしれませんが、シナリオを作成するにあたり最低限プログラミングに関する基本的な知識は必須です。

 

(条件分岐、繰り返し処理など)それらの経験、知識のない人が開発をしようとしても、まず何をすればいいかわからないため、結局有用なシナリオを作ることは難しいでしょう。

 

 

その為、RPAツールは使えない、といった風潮が広まる可能性も出てきてしまいます。

 

 

ですので、現状RPA化を考えている方は、「誰でもできる」という言葉を鵜呑みにせずに、実際にツールを触ったうえで判断する必要があると感じます。

 

 

逆に言えば、RPAの開発利便性をExcelレベルまでに落とし込むことができるのであれば、今後RPAによる業務改革は確固たるものになっていくでしょう。

 

 

 

4.AI


 

いろんな分野でAI活用がなされており、職人技と言われるような高度な判断まで出来るAIなども出現しています。

 

最近であれば、自動運転などが代表的なものではないかと思います。

世界的にも研究が進んでいるので、知らないうちにAIが導入されているケースも増えてくるかと思います。

 

 

現段階は、AI搭載などを前面に押し出すことで、ビジネス上の優位性を得ているケースが多いようですが、我々が想像しているよりもAIは何でもできるわけでもなく、部分的な活用のみにとどまり、我々が想像するレベルに達するには後10年ぐらいはかかるのではないかと思います。

 

ここでは書ききれないため、次回触れる機会があれば書いていきたいと思います。

 

 

 

5.その他


 

今回は、RPAChatbotAIについて解説してきましたが、今後注目するワードとして「IPA」という単語がニュースを賑わす日が来るかもしれません。

 

IPA」とは、マッキンゼー社が概念提唱してきた言葉で「Intelligent Process Automation 」の頭文字を取ってIPAと言っていますが、その意味は、RPAに業務プロセスの再設計と自動化、さらにAIを組み合わせた一連の技術セットを指す概念とされています。

 

 

分かりやすく言うと、RPAが手足、chatbotが口、OCRが目、最後にAIが頭脳、それを含めてデジタルレイバー(Digital Labor、仮想知的労働者)と位置づけかと思います。

 

 

上記のように、それぞれのツールを単独で使用するのではなく、得意分野を生かして、ひとつの「システム」として運用される機会も増えてきたように思います。

 

現在ではAI×チャットボット×RPAが研究されており、便利なものが続々と開発されています。

 

 

私が間接部門である総務系業務を担当した際、社内からの問い合わせの内容は、経費の精算や有休の日数など、簡単に調べることができる内容が多かったと思います。

 

社内問い合わせに対し、即時回答できるものもあれば、社員の個別データを確認しないと分からないものまで千差万別で、調べる場合など時間がかかるケースも多々ありました。

 

 

一方、社内FAQに調べ方など載せたりすると、私の部署への問い合わせは減りますが、社員がFAQを検索して知りたい情報に辿り着くまでに時間をそれ相応の時間がかかります。

 

私の時間、もしくはそれ以外の社員の時間が取られるので、FAQも万能ではありません。

チャットボットが私の代わりに応えてくれることで、私の時間を削ることなく、チャットボットが答えてくれる仕組み、それがRPA×AI×チャットボットと言えます。

 

 

2019年に入り、自動化ツールは今後ますます注目されていきます。それに伴い、我々の働く環境がどのように変化していくか楽しみでもあります。

 

 

 

 

 

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