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【非エンジニアによる】シナリオの書き方講座(Winactor)

2018.12.18

 

 

今回は、RPAを使用したウェブブラウザの操作方法およびシナリオの作り方の記事を書きたいと思います。

RPAを導入する前の読者の皆様が、RPAを導入すると具体的にどのような作業が楽になるのかの参考にしてください。

 

前提として・・・

筆者は一事務員であります。

 

そのため、パソコンに精通しているわけではありません。

 

 

偶々RPAのシナリオ作成者に抜擢され、他の通常業務の傍で作業を進めていますが、筆者の作成したシナリオのおかげで事務員全体の業務効率は確実にあがりました!!!

 

従いまして、パソコンの知識に貧しい事務員でもRPAを操作し、効果を出すことは充分に可能です。

 

「これならうちの事務員でもできるな」と言う目線で読んでいただけたら幸いです。

 

 

また、弊社ではRPAソフトの中でもWinactorを使用しているため、この記事の中ではRPA=Winactorであることをご承知おきください。

 

Winactorは、RPAソフトの中でも直感的に作業ができると言われており、知識のない人が担当になる場合に検討すべきソフトの一つです。

 

 

 

ウェブブラウザの作業を自動化すれば事務作業の効率化になる?

 

ウェブブラウザ(IESafariFirefox等)の操作は事務業務の中でも使用する機会が多い仕事だと思います。

従って、ウェブブラウザの操作をRPAにより自動化することで事務業務の効率化ができます。

 

 

自動化の対象になるウェブブラウザ操作とは?

 

では、RPAで自動化できるウェブブラウザの操作とは、どのようなものが対象なのでしょうか?

 

結論から申しますと、一般事務レベルの仕事はほとんど自動化できます!!!(本当です!!!)

 

ボタンのクリック、リストの選択、テキストボックスへの入力、画面サイズの変更、印刷・・・

どの操作も自動化可能です!!

 

ちなみに、筆者の会社ではIEを使用しているため、IEに特化した記事になります。

他のウェブブラウザも基本的に操作方法は同じであると思いますが、機能に制限がある場合がありますのでご購入の前にはご確認ください。

 

 

<サンプル>

ここで、説明をより具体的にするため、ネットショッピングの例をあげます。

 

読者の皆様が、白いワイシャツ(Mサイズ)を1着ネットで購入するとします。

その時のウェブブラウザ操作が全て自動化できる、と考えていただいて間違いありません。

 

購入までの操作はおおよそ下記のようになると思います。

 

①購入したいワイシャツを選択する(対象商品をクリック)

②数量(1)を入力する(テキストボックスへの入力)

③色(白)・サイズ(M)を選択する(リストの選択)

④カートへ入れる(ボタンをクリック)

⑤配送先・支払い情報を入力する(テキストボックスへの入力)

⑥購入ボタンをクリックする(ボタンをクリック)

 

括弧内がRPAの操作に使用するパーツになります。

これらのパーツを使用すれば大方の事務作業は完了するはずです。

 

 

 

■シナリオを作成してみる(基本編)

それでは、上述したパーツの作り方、および、パーツを用いて実際にシナリオを作成する工程を説明したいと思います。

 

但し、パーツとパーツの間の細かな作業(繰り返しやエラー対策等)は割愛しますので、イメージを掴んでいただけたらと思います。

 

 

ボタンのクリック、リストの選択、テキストボックスへの入力、画面サイズの変更、印刷も、まずIEの対象のページを指定する必要があります。

 

この作業はとても簡単です。

Winactorの中に“記録対象アプリケーションの選択”という機能が予めに備わっているので、それを使うだけです。

 

図1は実際のWinactorの画面になります。

 

(図1)

 

図1のターゲットマークをクリックした後に、IEの対象ページをクリックすれば完了です。

 

Winactorへ「このIEのページを今から作業しますよ」と記録させることができます。

 

次に、実際の作業を憶えさせます。図2をご覧ください。

 

(図2)

 

 

赤い丸のマークがあります。これは録画を意味するマークになります。

 

この赤丸をクリックすると“記録”が開始されます。

 

“記録”を開始したら、実際にIEの作業を行います。すると、IEの作業が自動的に録画されます。

 

 

それでは、先ほどのネットショッピングの例に当てはめて考えていこうと思います。

まず、図1のターゲットマークをクリックし、購入したいウェブサイトのページを指定します。

次に、図2の赤丸をクリックし、下記を実際に作業し、操作を録画します。

 

①購入したいワイシャツをクリックする

②数量(1)を入力する

③色(白)・サイズ(M)を選択する

④カートへ入れる(ボタンをクリック)

⑤配送先・支払い情報を入力する(テキストボックスへの入力)

⑥購入ボタンをクリックする(ボタンをクリック)

 

以上で、RPAは白・Mサイズ・ワイシャツ・1着の購入作業を自動化できたことになります。非常に簡単です。

 

 

 

■シナリオを作成してみる(応用編)

それでは、同じワイシャツだけれど、水色・Sサイズ・2着と、黄色・Lサイズ・5着を購入したいときはどうすればいいのでしょうか。

 

基本編で作成したシナリオを応用することで、自動化が可能になります。

 

ここでは簡単に作れるエクセルを使用します。(図3)

番号

サイズ

数量

水色

S

黄色

L

 

 

エクセルへ、予め購入したいワイシャツの表(図3)を作成します。

番号1を購入し、次に番号2を購入するとします。

その時、シナリオは下記のようになります。

 

これで、自動的に水色と黄色のワイシャツを一度に購入できることになります。

 

今回はネットショッピングの例で説明し、サンプルを2行しか用意していないので、自動化するより人手で購入した方が早いと思われるかもしれませんが、「エクセル上の大量のデータをウェブブラウザ上へ入力し、クライアントへ連絡する」という事務作業に置き換えたらいかがでしょうか。

 

また、「エクセル上に入力している数値を使って、ウェブブラウザ上で発注作業をする」という場合にも効果を発揮すると思います。

 

 

劇的に業務効率化をすることができますし、人手のように転記のミスがなく入力されるという副産物もあります。

 

 

 

■ウェブブラウザ自動化の別の方法

予想される問題として、“シナリオを作成してみる(基本編)”で説明した記録の方法がうまく機能しない場合があります。

 

記録をとることが出来ない場合には、“画像マッチング”という機能を使うことで解決することが出来ます。

 

“画像マッチング”とは、その名の通りRPAに覚えさせた画像と、パソコン上に表示されている画面を比べて、マッチングするかどうかを判定する機能です。

 

この機能を使うことで、記録機能が使用できない場合にもウェブブラウザの作業を自動化できることになります。

 

つまり、自分たちの使っているサイトが特別な仕様で自動化ができないかもしれない・・・という不安を払拭してくれる機能と言えます。

 

実際に、筆者も記録機能であるボタンがどうしてもクリックできない、という場面に直面することがあります。

 

その場合は、画像マッチングを使用してシナリオを作成しています。

 

 

 

■まとめ

今回は、ウェブブラウザ作業の自動化の仕方を説明しましたが、簡単にできそうだと考えていただいて間違いありません。

とても簡単です。

 

RPAに予め備わっている記録機能を使うことで、誰でも簡単にシナリオを作ることが可能です。

 

また、記録機能が万が一うまく機能しない場合でも、画像マッチングという第2に手を使うことで、シナリオの作成は可能です。

 

ウェブブラウザ作業を自動化することで、読者の皆様の事務員の業務負担を減らすことができるはずです。

 

 

 

 

 

 

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