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RPA初めての導入 最初に選ぶべき業務5選

2018.12.05

 

 

 

 

 

 

 

近年、業務の自動化を実現するツールとしてRPA(Robotic Process Automation)が注目を集めています。

 

では、実際に導入を検討しようと検討しているが、どの業務へ導入すれば良いのかわからない、または、導入したが思ったような結果が出なかったというケースが多々見受けられます。

 

本記事では、今後のRPA導入の手助けになるような「最初に選ぶべき業務を5つ」紹介することで、これらの課題の解消に一助出来ればと考えています。

 

 

 

■RPAってたいしたことない?


 

RPAはAIやビックデータと並ぶ、最先端の技術であるという認識が世間ではあるように思います。

 

RPAを使えば、とんでもなく凄いことが出来るという勘違いが要因の1つにあるようです。

 

しかし、RPAはそれ自体がまったく新しい付加価値をわたしたちに提供してくれるものではありません。

あくまでも、個々の業務単位で自動化を手助けしてくれるツールに過ぎないのです。

 

 

その意味では、RPA自体はたいしたことないと言っても過言ではないと考えています。

 

もちろん、基幹システムなど他のシステム、そしてAIなどとの組み合わせにより、大きな革新が生まれる可能性はありますが、これは将来的な話しです。

 

 

現時点では、将来的な全体業務最適化の1部分を担当するツールとしてRPAを捉えるべきです。

 

 

 

■RPA導入は小さく始める


 

前述にて、RPAは「将来的な全体業務最適化の1部分を担当するツール」としましたが、RPA導入当初においては、これをしっかりと見据えることは非常に困難だと言えます。

 

RPA自体、大手企業を中心に導入実例が出始めたばかりであり、まだまだノウハウを積み重ねている発展途上です。このノウハウが結集した結果、当初導入したRPAはレガシー、つまり過去の遺産になってしまう可能性があります。

 

 

これを回避するためには、RPAの導入は「小さく始めること」、後々の全体業務最適化を手探りで進めることが重要です。

幸いなことに、RPAはこれらの要件を兼ね備えたツールです。比較的安い費用でしかも簡単に扱うことが出来るものです。

 

 

 

 

■最初に選ぶべき業務5選の紹介


 

それでは、初めてRPAを導入するにあたり、最初に選ぶべき業務を紹介致します。

 

最初の1歩となることに適した業務であり、ここからRPAを発展させていくことになります。

 

また、RPA導入の結果、人の削減や配置転換など企業内部の仕組みを変える結果となることがあります。

つまり、一定の社内抵抗勢力が存在してしまう結果となる場合があります。

 

その為、削減効果をしっかりと出す業務を選ぶことで社内でのPRAの認知度を高めることが重要です。

 

 

 

単純作業だが作業量及び作業時間の絶対量が多い業務

<例>

〇 売掛などの入金額照合作業

概要:銀行入金情報とExcel上で管理している入金管理表を自動化。

 

 

時間効率の悪い業務

<例>

〇 営業日報の印刷作業

概要:Excelやシステム画面などに表示される営業日報の印刷を自動化。深夜など人がいない時間帯

   に行うことで、印刷機を占領する必要もなくなる。

 

 

業務時間外に発生する業務

<例>

〇 システムエラー発生時のログ収集

概要:システムエラーが発生した時、その対象となるログを自動的に収集して担当者へメール。

 

 

同じ作業が続く業務

<例>

〇 メールでの問い合わせ内容をシステム登録

概要:メールで問い合わせがあった記録を対象システムへ自動的に転載し登録を行う。

 

 

RPAに強い関心を持った担当者の業務

<例>

〇 なし

概要:RPAは万能ツールでは無いため、トライ&エラーで導入を進めるものである。

   その為、RPAに理解や関心がある担当者と取り組むことで最初のRPA導入が容易になる。

 

 

 

 

■初めてのRPA導入における注意点


 

RPAは人間が行っていた業務をそのまま置き換えることが出来るツールです。

 

しかし、予め命令(設定)された動きしか行うことが出来ません

つまり、イレギュラーが発生する可能性が高い、業務に判断を必要とするケースが多くある場合は、RPA導入のハードルになります。

 

それらの情報を全て洗い出して、RPAに命令(設定)をする必要がある為です。

 

 

漏れの無い業務の洗い出しは大きな負担となる上、漏れは必ずと言ってよいほど発生します。

 

それを人間がしっかりと監視してRPAが正しい業務を行っているか確認をする必要があります。

 

とりわけ、導入当初は、RPAの業務結果も含めた全般的なチェックが必要となります。

 

 

 

 

■最初のRPA導入はコンサルタントを活用するべき?


 

RPAの流行とともに、RPA導入を支援する会社が多数生まれました。

 

大手ベンダから中小企業まで様々なRPA導入コンサル事業を行っている企業があります。

 

日本を代表する大手ベンダのRPAコンサルタントに御社の強みは何かと聞いたところ、「現時点ではどのRPAコンサルティング会社も似たようなソリューションしか提供出来ていない。正直なところ、自社での導入が一番の実績。」と言っていた記憶があります。

 

 

これは2017年末頃のことで、2018年は既に状況も変わっているかもしれませんが、RPA導入コンサルタントに過度な期待を寄せることは難しいかもしれません。

 

 

 

しかし、実際問題、RPAを導入して全体業務最適化を図っていきたいといった場合は別です。

一業務を自動化させたいというくらいの要件であればRPAコンサルタントは必要ないかもしれませんが、「他のツールやシステムとの連携を考えたい」「複雑な業務に適用を将来的に考えたい為、RPAを作り込みたい」といった場合は、RPA導入コンサルタントは有効だと言えます。

 

 

とりわけ、業務の洗い出しは自社のみで無く、外部からの客観的な視点が重要と言われている為です。

 

つまり、ゴールをどこに設定するのかという大方針によって、RPA導入コンサルタントの必要性の有無が分かれると考えています。

 

もちろん、そのゴールをどこに設定するのかをRPA導入コンサルタントを活用することで探っていくことも良いと思います。

 

 

 

 

■まとめ


 

RPAを言い換えると、言われたことはしっかりと行うが、珍しいケースや判断を必要とするケースに対応できない真面目な新卒の新入社員のようなものだと言えます。

 

しかし、この新入社員は24時間365日働くことが可能で、なお且つ反抗をすることはありません。

 

この新入社員を今後育てる上で、最初にやらせる業務は何かと考える視点を持つと面白いと思います。

 

 

初めてのRPA導入における選ぶべき業務を中心に書きましたが、既に多くの発展的な導入事例が大企業を中心に存在します。

 

それらの事例を研究しながら自社の要件に合ったRPAを考えていくべきではないでしょうか。

 

つまり、自社のゴールをどこに設定するのかを事前にしっかりとした検討が最重要となります。

 

 

 

 

 

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