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【UiPath Orchestrator環境を構築する】その1・・・初期設定

2018.09.18

UiPathの扱いに慣れてくると、

きっとUiPath Orchestratorを使ってロボットを管理してみたくなるでしょう。

 

UiPath Orchestratorを導入することにより、スケジュール管理やログ管理など、

さまざまなことを実現できます。

 

UiPath Orchestratorを試すのに最も簡単な方法は、

UiPath社が公開してくれているUiPath Community Edition Orchestratorを利用することです。

 

簡単な手続きをするだけで、UiPath Orchestratorによるロボット管理の雰囲気を掴めるようになります。

こちらを利用しても良いのですが、サーバサイドの理解も深めるために、

UiPath Orchestrator環境を構築してみようと思います。

 

UiPath Orchestrator環境を用意するために必要なハードウェア要件やソフトウェア要件は、

UiPath Orchestratorガイドにまとめられていますので、一度、目を通してみてください。

 

 

大まかに言うと、以下の役割を果たすWindows Serverを用意することになります。

 

・UiPath Orchestrator Web Server (必須)

・Microsoft SQL Server (必須)

・Elasticsearch、Kibana (オプション)

 

基本はサーバー3台、小規模な環境ではサーバー2台でも可、とガイドに書かれています。

今回は、Hyper-V上に仮想サーバー3台を用意します。

 

 

Orchestrator v2018導入ステップバイステップガイドを参考にしながら、

以下の順番でインストールしていきます。

 

1:Windows Serverの設定

2:SQL Serverの設定

3:ElasticsearchとKibanaの設定

4:Orchestratorの設定

 

今回はWindows Serverの設定をします。

MicrosoftのサイトからWindows Server 2016評価版をダウンロードできます。

 

 

まずはOSのインストールやネットワークの設定、Windows Update等を済ませましょう。

準備が終わったら、以下の設定を行っていきます。

 

1:役割と機能の追加

2:Web Deploy 3.5とURL Rewrite 2.1のインストール

3:自己署名証明書の作成

 

いずれも、Orchestrator用サーバーに対して行います。

 

 

まずは、役割と機能を追加します。

念のため、デフォルトの役割と機能を確認しておきます。

 

 

 

 

ウィザードをサーバーマネージャーから起動して、役割と機能を追加していきます。

 

 

 

 

ウィザードが表示されたら、「サーバーの役割の選択」が表示されるまで「次へ」を繰り返します。

サーバーの役割の選択」が表示されたら、「Webサーバー(IIS)」にチェックを入れます。

 

たまに、追加しようとしている役割に必要な機能も追加するかどうかを尋ねられるので、

そのときは、追加してあげましょう。

 

 

 

 

次へ」をクリックすると、「機能の選択」が表示されます。

ステップバイステップガイド「2.2. 前提条件のコンポーネントのインストール」内の

表に記載されている機能を追加します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インストールオプションの確認」に進み、

必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動する」にチェックを入れてから、

インストールをクリックします。

 

 

 

 

 

正常に完了しました」と表示されたら、「閉じる」をクリックして終了します。

役割と機能がちゃんと追加されているか確認します。

 

 

 

 

問題なさそうです。

 

次は、Web Deloy 3.5URL Rewrite 2.1をダウンロードします。

どちらも、x86用ではなくamd64用をダウンロードします。

 

 

 

 

 

 

 

 

ダウンロードしたインストーラーを実行します。

Web Deploy 3.5は「標準」セットアップでインストールします。

 

 

 

 

URL Rewrite 2.1もインストールします。選択する項目が無いので割愛します。

 

次は、自己署名証明書を作成します。

サーバーマネージャーからIISマネージャーを起動します。

 

 

 

 

IISマネージャーで、サーバーを選択してから、サーバー証明書をダブルクリックします。

 

 

 

 

自己署名入り証明書の作成」をクリックします。

 

 

 

 

FQDNを入力し、証明書を作成します。

 

 

 

 

自己署名証明書が作成されたことを確認します。

 

 

 

Orchestrator用サーバーのWindows関連の設定は以上です。

 

次回は、ElasticsearchKibanaの設定を行います。

 

【次回記事はこちら】

【UiPath Orchestrator環境を構築する】その2・・・SQL Server

 

 

 

おまけ

 

UiPath Orchestratorとは直接関係ありませんが、

Windows Serverの設定をするときに手助けになりそうな小ネタを書きます。

 

 

 

 

おまけ1 コンピューター名の設定方法

 

 

コンピューター名の設定方法がわからない方のために。下の画像を参考にしてください。

 

 

 

 

スタートボタン右クリック→システム→システムの詳細設定→コンピューター名タブ→変更、

 

とクリックしていくと、コンピューター名の入力欄が表示されます。

新しいコンピューター名を入力してOKボタンを押すと、

再起動を促す表示が出ますので、再起動しましょう。

 

 

 

 

おまけ2 役割と機能の一覧

 

 

Windowsの役割と機能の一覧をPowerShellで出力する方法です。

Windows ServerPowerShellで「Get-WindowsFeature」コマンドを実行すると、

役割と機能の一覧を取得できます。

 

 

 

 

ただし、機能の名前が長いと、省略されてしまいます。

 

この例ですと、「Active Directoryライトウェイトディレクトリサービス」が省略されています。

 

省略させずに表示させたい場合は、

Get-WindowsFeature | Format-Table -Autosize -Wrap」を使用しましょう。

 

 

 

 

インストールされている機能だけを表示したいときは、

Get-WindowsFeature | oss | sls \[X」を使用します。

 

Format-Tableと組み合わせることも可能です。

 

 

 

 

おまけ2のおまけ

 

 

Windows10にはGet-WindowsFeatureコマンドはありませんが、

代わりにGet-WindowsOptionalFeatureコマンドを使用できます。

 

Windows10で役割と機能の一覧を取得したいときは、

Get-WindowsOptionalFeature -Online | Format-Table」とすると、見やすくなります。

 

 

 

 

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