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UiPathを2か月使っての感想と、UiPathの導入をお勧めできる環境について

2018.09.03

業務の効率化のため、RPAツール「UiPath」を2か月使用いたしました。

 

UiPathを使用した上での使用感、感想をとりまとめました。

これからUiPathの導入を検討されている、あるいはRPAの導入を希望されている方々にとって、

RPAツール選定の一助になれば幸いです。

 

 

1、直感的に操作できる

 まず、RPAツールは使用するに当たりプログラミングの知識が不要といわれていますが、

UiPathもほかのRPAツールと同様、プログラミングの知識がない方でもプログラムを組むことができます

 

UiPathの場合、アクティビティと呼ばれる部品を組み合わせることで、プログラムを作成・運用を行うことができます。

 

このアクティビティという部品ですが、多くの種類があり、

組み合わせることで様々なRPAのプログラムを構築することができます。

 

 

 また、基本的な操作を覚えさせたい場合、Recordingという機能を使用することで、

指定の場所のクリック作業や、テキストボックス・セルへの入力作業を覚えさせることができます。

 

エクセルの「マクロの記録」でマクロを作成したことがある人はイメージしやすいかもしれませんが、

「マクロの記録」と同じように、デスクトップ上を選択・入力することで作業を記録させる機能として、

運用することができます。

 

 

 複雑な処理を行いたい場合、あるいは特殊なアクティビティを使用する際に、

プログラミングの知識が必要になる場面がありますが、

アクティビティを組み合わせるだけで基本的なプログラムを作成できるため、

それぞれのアクティビティの動作を知っておけば業務上における有用なRPAは構築できるようになります。

 

 

2、限定的だが、導入コストが0円から運用できる

 UiPathの大きな特徴として、「UiPath Community エディション」をダウンロードして使用することができることがあげられます。

 

 ほかのRPAツールの場合、販売代理店とのライセンス契約を締結する必要があり、

事前に一定のコストを支払わなくては使用できないことが多いです。

 

 その点、UiPath Community エディションは限定的ではありますが、無料でダウンロードでき、

かつライセンス版のUiPath Studioと同等の機能を有しています。

そのため、事前に自社の業務がUiPathに適合するかどうかを確認することができます。

 

 実は、RPA導入の際のトラブルの一つに、

「そのRPAツールで思っていた効果をあげることができなかった」ということがあるそうです。

 

 このようなミスマッチが起こる一つの要因として、RPAを導入する側の、

「事務作業すべてをロボットが代用してくれる」という考えがあるとのことです。

 

 RPAは確かに定型業務を代行するためのシステムです。

ですが、導入に際し現行システムを生かすためのRPAツールを導入しようと考えてしまいます。

 

 実際の導入になった時に、既存のシステムとのリレーションが取れないRPAツールだった、などという事例もあるそうです。

 

 UiPathであれば、Communityエディションを使用することで、事前に適合を確認できるため、

上記のようなミスマッチを事前に防ぐことができます。

 

 

 もし、UiPath Communityエディションでトライアル運用して問題なさそうであれば、

追ってUiPath StudioやUiPath Orchestratorのライセンス契約を結べばよいので、

本格導入前に使用感を確認できるというのはかなり強みだと感じます。

 

 

 会社でライセンスを購入する場合の詳しい料金体系の詳細については、

UiPathの公式サイトをご確認いただきたいのですが、個人でかつ1台で使用する分にはコストがかからないため、

個人で使用感を確認したうえで導入されることをお勧めします。

 

 

3、学習するための環境がほかのツールと比較して多い

 UiPathには、以下の学習環境があります。

  •  UiPathアカデミー
  •  UiPath Communityフォーラム
  •  ユーザーガイド
  •  ナレッジベース

 

 UiPath アカデミーとは、ビデオによるUiPathの学習教材です。

学習フローとしては、ビデオ学習→確認テストを繰り返す方式で、

各設問の確認テストに合格しないと先に進めないようになっています。

 

設問は全14問で、最後に総括としてFinal Testがあります。

Final Testに合格することで、UiPathの基本的な知識を備えたエンジニアになったことの証明が可能です。

(証明書を取るだけでなく、実際に現場での作業や日々の学習を行うことで、よりUiPathを使いこなせるようになります。)

 

 

 UiPath Communityフォーラムとは、定期的に開催されるユーザー間での勉強会のようなものです。

ユーザー同士の発表や、意見交換を通じてよりよい利用方法を検討するといった意見交換の場にもなっています。

 

 ユーザーガイドは、アクティビティの詳細や活用方法がまとめられています。

また、ナレッジベースは、特定の運用方法に関するサンプルがまとめられています。

いずれもより詳細な運用方法を調べるときに活用できるでしょう。

 

 

4、Excelとの親和性が高い

 UiPathは、作業を効率化するためのツールです。

現場で一番活用されているエクセルとの親和性も高いです。

 

エクセルソフトの中でも、最も利用率が高い、Mircosoft Office Excelとの親和性が高いのも、UiPathの特徴です。

 

 Excel関連のアクティビティだけでも20種類以上(2018年7月現在)あり、

ユーザーがエクセル上でも頻繁に使用する作業がアクティビティとして登録されています。

(セルへの代入、シートの移動、マージ等)

 

 

 また、execute macro というアクティビティがあるのですが、

これはExcelに保存されているマクロおよびVBAをUiPath上で起動させることができます。

 

現行システムとして、マクロやVBAで運用している場合、既存のシステムを活用して、RPAを導入することができます。

 

 ですが、もしマクロやVBAと合わせて運用する場合は、それぞれの作業範囲をはっきりさせる必要があるため、

開発する前に効率的な運用について検討する必要があります。

 

 

5、今後のアップデートで使用できるアクティビティが増える

 UiPathのアクティビティは常に増え続けています。

また、外部ツールとの連携を行うためのアクティビティも日々更新されています。

 

そのため、今後のアップデート次第では開発・運用がより楽になる方法が見つかるかもしれません。

 

 

 以上が、Uipathを使用して感じたこととなります。

UiPathの特徴として、やはり導入の敷居がほかのRPAと比べて低く、

あらゆる企業でRPA化を進めやすいということが大きな利点であると思われます。

 

また、学習環境も備えているため、プログラミング未経験でもとっつきやすいという性質があります。

 

 これらの理由から、UiPathを導入する場合、以下の環境で業務をこなしている環境にUiPathが適していると思われます。

 

  • RPAをこれから導入しようと考えているが、何ができるのか確認したい。
  • RPAの開発を自社で検討している。
  • 現状、ExcelマクロやVBAで運用しているシステムがあり、それらの業務システムを活用してRPAを導入したいと考えている。
  • 小規模開発でRPA導入を検討している。

 

 UiPathはプログラミングを学習したことない人から熟練者まで、

幅広い層に向けて開発されたRPAツールであることが窺えます。

 

またRPAの導入方針にもよりますが、自社で新たにRPAを導入する際のトライアルとしても十分なツールであると思います。

 

 また、大規模開発を行いたい場合でも、UiPath Orchestratorを活用したサーバーからの運用と、

UiPath Robotを使った複数台のPCでの運用を行うこともできます。

 

実際に、定型業務に多くの人的リソースを割いている会社ほど、

UiPath Orchestratorを介したロボットの導入により、多大な効果を得ることができます。

 

 今後、RPAの導入を検討するうえで、まずRPAに触れていただき、適切なRPA化を進めていくべきであると、私は考えます。

 

 

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