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人材派遣会社によるRPA研修ビジネスへの参入

2018.08.28

今回のコラムでは、人材派遣会社によるRPA研修の動向について紹介したいと思います。

 

 

〇人材派遣会社によるRPA研修ビジネスへの参入

最近では、RPAの普及に伴い、様々な企業がRPA研修を開催していますが、

研修を開催する目的としては、大きく以下の2つに分かれます。

 

 

  • RPA導入前の情報収集やツールの操作性等の検証
  • RPAエキスパートになるためのキャリア育成

 

 

このうち、「RPAエキスパートになるためのキャリア育成」に関しては、

現在人材派遣会社による研修が活発に行われています。

 

 

人材派遣会社がRPAの研修ビジネスに参入する背景としては、2015年9月末に施行した、改正労働者派遣法の影響があります。

 

これは、派遣労働者が同じ職場で働ける期間が一律3年までとなり、

3年を超えた場合は派遣労働者の雇用主である派遣会社が派遣先の企業に直接雇うよう依頼するなどの措置が義務づけられるものです。

 

 

こうしたことから、人材派遣会社は、スキルを高めて企業に選ばれる労働者に育て上げたいという考えを持っているのでしょう。

 

以下では、現在RPA研修を開講している人材派遣会社の動向を紹介します。

 

 

RPA研修を実施している人材派遣会社3社

現在RPA研修を開講している会社は3社のようです。

・ヒューマンリソシア株式会社

ヒューマンホールディングス傘下のヒューマンリソシアは1日完結型のRPAの研修講座を東京、大阪、名古屋を中心に行っています。

 

ヒューマンリソシアは自社の派遣労働者向けに習熟度に応じて初級、中級、上級の3講座を開講しています。

 

研修では株式会社NTTデータのRPAツール「WinActor」を使用します。

 

 

初級コース:初級コースでは、WinActorに初めて触れる方を対象に、基本的な機能の説明とともに、

簡単なシナリオ作成を通じてWinActorの使い方の理解を深めます。

 

ヒューマンリソシアのWebサイトには特に記載が無かったのですが、一定水準のExcelの使用経験がある方が良いでしょう。

 

研修時間は7時間×1日。受講料は30,000円/人(税抜)となっています。

 

 

中級コース:中級コースでは、WinActorの基本操作および簡単なシナリオ作成が出来る方を対象に、

実践的な例題によるシナリオ作成・講師による解説を通じ、効果的なシナリオ作成を実現するための知識を養います。

 

研修時間は各7時間×2日となっています。受講料は50,000円/人(税抜)です。

 

 

上級コース:上級コースでは、決められた手順情報からシナリオ作成が自立的にできる方を対象に、

中級までに把握したWinActorの各機能を活用し、実践的にシナリオを作成することで、

自立して作業ができる方を育成します。

 

研修時間は7時間×1日。受講料は中級と同じく50,000円/人(税抜)です。

 

 

上記のほか、全国各地域でセミナーも実施しているようです。

 

7月~8月:RPAタッチ&トライセミナー(名古屋)
7月~8月:失敗しないためのRPA導入セミナー&ハンズオン
8月:失敗しないためのRPA導入セミナー&ハンズオン(大阪)
8月:RPAタッチ&トライセミナー(広島)
8月:RPAタッチ&トライセミナー(福岡)
8月:RPAタッチ&トライセミナー(仙台)
8月:失敗しないためのRPA導入セミナー&ハンズオン(東京)
9月:基幹システム×RPA連携活用セミナー(長野)

 

研修の詳細はヒューマンリソシアWebサイトをご覧ください。
https://resocia.jp/corporate/solution/rpa/traning/index.html

 

 

・パーソルプロセス&テクノロジー株式会社

パーソルプロセス&テクノロジーは、2017年4月にRPA事業の専門組織を立ち上げ、

コンサルティング、システム開発、導入、運用、トレーニングまでをワンストップで提供する、

RPAトータルソリューション」サービスを展開しています。

 

グループ内へはもちろんのこと、これまで数百体を超えるロボットを、顧客の業務に導入した実績があり、

これらのノウハウや知見を活かし、RPAの専門人材育成のための独自プログラムを開発。

市場ニーズの高いRPA技術者の育成強化を実施しています。

 

パーソルプロセス&テクノロジーでは「働き方改革×RPAセミナー(検討編/導入編)」、

WinActor研修(基礎編/応用編)」、「UiPath研修(基礎編/応用編)」を開講しています。

 

 

働き方改革×RPAセミナー

 

こちらのセミナーはRPA【検討編】と【導入編】の2段階式セミナーとなっており、

RPAの導入段階に応じた内容を提供します。

 

東京での開催となっており、どちらも受講料は無料です。

 

 

検討編:「RPAについてまだよくわからない」「RPAツールの違いがよくわからない」という方に向けて、

RPAの概要やRPAツールの特徴について説明します。

 

RPAについて興味を持っている企業経営者、役員、または部署のマネージャーが対象となっています。

<内容>
1部:働き方改革になぜRPAが必要か 15:00~15:40

RPAを導入するそもそもの目的である「働き方改革」に着目しながらRPAの概要を説明。

 

2部:RPAツールデモと導入事例 15:50~16:30

RPAツールの特徴をデモ動画とともに説明し、最後に実際の導入事例を紹介。

 

3部:RPA導入相談会 16:30~17:00

 

 

導入編:「事例をもっと見たい」「実際の導入の流れを知りたい」という方に向けて、

RPAの事例やRPA導入のステップ・ポイントをご紹介します。

 

具体的な対象者は、RPAの導入を実際に検討している企業の経営者、役員、または部署のマネージャーになります。

 

<内容>
1部:RPAで実現する現場の働き方改革 15:00~15:40

現場でRPAが機能するための導入プロセスについて解説。

 

2部:RPA導入成功のポイントと導入事例 15:50~16:30

RPA導入に失敗しないためのポイントと導入事例を紹介。

 

3部:RPA導入相談会 16:30~17:00

 

 

WinActor研修
WinActor研修では基礎編と応用編があります。

 

 

基礎編(1日間):基礎編はWinActorを初めて触る方向けの研修です。

実際にパソコンを使い、その基本的な操作方法と、実際のロボットの作成方法を習得できます。

 

NTT-AT社の公式チュートリアルに加え、独自の演習問題を用いて、

WinActor上でのプログラミングの基本スキル(変数・分岐・繰り返し)を習得できます。

 

東京での開催で受講料は40,000円/人(税抜)です。

 

<内容>

  • RPA・WinActor概要
  • WinActor操作基礎:初級チュートリアル①~⑦
  • 初級演習①:IEの自動記録、入出力
  • 初級演習②:自動記録、画像マッチング、エミュレーション、クリップボード
  • シナリオ作成基礎
  • 中級演習①~③:表データの取り込み、Excelファイルとのデータ交換、変数の利用、条件分岐、繰り返し処理

 

 

中級編(1日間):中級編は研修の基礎編(または公式チュートリアル初級、中級)を習得済みの方向けの研修です。

 

独自の演習問題を用いて、実践的に各種データの処理方法を習得できます。

 

複数の演習問題を解くことにより、WinActorにおける変数・分岐・繰り返しの処理を応用し、

ワークフローを自動化する方法の理解を深めます。

 

東京での開催で受講料は50,000円/人(税抜)です。

 

<内容>

  • 初級研修振り返り(IEの自動記録、Excelデータの処理(変数値設定、分岐、繰り返し、カウントアップ))
  • 応用演習1(表データの取り込みと分岐・Webシステム内データの書き換え)
  • 応用演習2~4
  • インターネット上からのデータ取得
  • Winactor上での数値変換とファイルへの入出力
  • フォルダ監視、システムへの自動入力とファイルの移動

 

 

UiPath研修

UiPath研修も基礎編と応用編の2種類があります。

 

 

基礎編(1日間):このハンズオン研修では、RPAに興味がある方、

または何らかのプログラム経験がある方(例:MS Excelのマクロ、MS Access等)を対象に、

UiPathを使って簡単なロボットを作成することができる基本的な知識と操作を習得することができます。

 

東京または大阪での開講で受講料は60,000円/人(税抜)です。

 

<内容>

・イントロダクション

-RPAとは

-UiPathの概要

-主要機能の紹介

 

 ・ハンズオン研修

-基本操作

-プロジェクト作成

-シーケンス

-フローチャート

-レコーディング

-Excel操作

-Datatable

 

・演習

-実践問題

-アクティビティ紹介

 

 

応用編(2日間):このハンズオン研修では、RPAのアカデミーを受講済みの方または基礎研修を受講済みの方、

もしくは何らかのプログラム開発経験がある方(例:JAVA、C、.NET 等)を対象に、

保守性が高く、改変に強いロボットが作成できる開発技術を身につけることができます。

 

2日間の研修で受講料は100,000円/人(税抜)です。

 

<内容>

・応用研修(1日目)

-データ操作手法

-外部ファイルの使用

-他ロボットの呼出

-レコーディング

-セレクタの改修(変数・ワイルドカード・ランチャー)

-Data Scraping

-画像取得

-エラーハンドリング手法

・応用研修(2日目)

-実践演習

-開発標準紹介

-アクティビティ紹介

 

 

研修の詳細はパーソルプロセス&テクノロジー株式会社Webサイトをご覧ください。

https://www.persol-pt.co.jp/eventseminar/list/rpa/

 

 

・パソナ株式会社

パソナは希望するスタッフに、RPAの導入技術を教える研修を行っています。

 

 

RPAエキスパート育成講座 Starterコース

RPAの概念、業務調査についての基本的な考え方、RPAツールで自動化出来ることを実際に操作し、学ぶコースです。

 

講座で使用するRPAツールはWinActorです。

こちらの研修を通じて、以下の成果を得ることができます。

 

  • WinActor製品の機能や技術についての基礎情報を得ることができる。
  • WinActorの基本的な(単純な)自動化の操作行うことができる。

 

料金は6時間で1万800円

研修を経て導入技術者になった派遣スタッフは現在100人いるそうで、1年間で受講者を3000人まで増やす計画だそうです。

 

 

研修詳細はパソナWebサイトをご覧ください。
https://www.pasona.co.jp/careerup/rpa/starter.html

 

 

 

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