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RPA6製品を徹底比較!あなたにピッタリのRPAは?

2018.06.25

RPA元年と言われた2016年から現在まで、各社からさまざまなRPA製品が発売されています。

しかし、いろいろな製品がありすぎてどの製品が自社に向いているのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。

 

そこで本日は、筆者が実際に利用したRPA6製品(BizRobo, UiPath, WinActor, Nice RTS, Axelute, ipaS)
の特徴とメリット・デメリットを整理してみたいと思います。

この記事を読んで、御社にピッタリのRPAを探してみてください。

 

 

各製品の概要

【BizRobo(Basic Robo)】

RPAの元祖と言われるBizRobo。

日本RPA協会の理事長である大角氏が経営するRPAテクノロジーズ株式会社にて販売されており、国内での導入実績もNo.1です。

 

管理サーバと実行サーバを用意する必要があり、ライセンス費用も約60万円/月と高額なことから、

大規模利用向けの製品と言えます。

 

専用の開発ソフトでロボットを作成し、実行端末に配布して実行することが可能ですし、

管理サーバでエラーログを集中管理できるところも大規模利用に向いています。

 

操作対象の認識や制御には専用のコマンドが用意されているため、

他の端末での実行や画面のレイアウトの変更があっても、

問題なく作成したロボットを使用し続けることができます

 

半面、専用のコマンドが用意されていないソフトはまったく操作することができないので、

導入を検討されている方は、

今の業務で使用しているソフトウェアがサポートされていることを確認してから導入するようにしましょう。

(サポートされるソフトウェアは随時追加されていますので、最新の情報を確認しましょう)

 

 

【UiPath】

海外では実績がありますが、日本では新興勢力のUiPath。

2017年2月に日本法人ができたばかりですが、日本語マニュアルの整備や日本企業向けのサポート体制を整えてきています。

クライアント1台からの利用も可能ですし、サーバ型での利用も可能なため小規模~大規模まで幅広いニーズに対応できると思います。

 

料金は、ミニマムの構成で約60万円/年~とRPAツールの中では、

かなり低価格な部類になります。

 

ロボットの開発は操作の記録でも可能ですが、

プログラミング経験のまったくない業務ユーザだけで開発を行うには少し難しいかもしれません。

 

ただ、その分、高度で複雑な操作が可能なため、使いこなすことができればかなりの戦力になります。

プラグインも豊富で、GoogleやMicrosoft、AbbyyのOCR機能を導入しています。

プログラミング経験のある方や、システムベンダの協力が期待できる場合にはイチオシの製品です。

 

 

【WinActor】

NTTデータが開発/販売を行っている、国産RPAのWinActor。

直観的な操作でロボットを作成することができ、業務ユーザの方だけでも十分に使うことが可能だと思います。

 

費用の方も、約90万円/年~と、こちらもRPAツールの中ではかなり低廉な価格設定になっています。

 

機能面では、

サーバ機能はないため、各クライアント端末にインストールして利用する形になりますが、

作成したロボットを他の端末にコピーして実行ライセンスだけを購入することで複数端末での実行も可能となります。

 

ただし、画像認識を行う場合やソフトウェアの起動から操作を行う場合には、

端末を変えるとロボットがうまく動かない場合があるので、

ロボットをコピーする場合にはなるべく端末の環境(解像度やソフトウェアのインストール先)が同じになるように心がけましょう。

 

 

【NICE RTS】

ITFORが販売するRPAツール「NICE」。

 

開発元は海外のため、筆者が試した際にはマニュアルやガイドが英語しかありませんでした。

他のRPA製品とは少し異質で、イベントトリガという機能を有しています。

普通のRPAはロボットを任意のタイミングで実行し、大量の単純処理を行わせるバッチ型が多いのですが、

この機能では、あるルールを決めておくとルールの条件を満たしたタイミングで自動で処理を行う、というルールベースのリアルタイム処理ができます。

 

例えば、業務画面で顧客番号をクリックしたことをトリガに別のシステムで検索して検索結果を表示する、といったことが可能です。

 

費用は、アイティフォーの公式ホームページによると、

半自動ロボが35.5万円から、全自動ロボが350万円~とのことです。

 

 

【ipaS】

デリバリーコンサルティングという日本のベンチャー企業が作成したRPAツール。

画像認識とマウス・キーボード操作の組み合わせで自動操作を行います。

 

操作対象をオブジェクトとして認識するのではなく、画像のみで判別するため、

操作対象ソフトウェアの縛りはありませんが、確実性に若干難があるという印象です。

 

また、解像度の異なる端末にシナリオを配布したり、

OSやソフトウェアのバージョンが変わると画像を取得しなおす必要がある点も、

再利用性という観点では弱点となるでしょう。

 

ライセンス料が月額払いという点が他の製品と異なるので、2~3か月限定で利用したいという形であれば
コストメリットがあるかもしれません。

 

なお、詳しい費用感は個別見積もりとなります。

 

 

Axelute

富士通が自社のテストツールを一般向けに改修し、RPAツールとして販売を開始したもの。

 

実行時のエビデンスを自動で取得したり、手順書を自動で作成してくれる機能は他にない独自の機能ですが、

シナリオの編集機能がなく、記録した動作のままの実行しかできない点がRPAとしてはまだまだ実用レベルではないといった印象でした。

 

ただし、逐次バージョンアップで機能追加をしていくとのことでしたので、今後の経過に期待したいと思います。

 

なお、こちらも費用は個別見積もり。

 

 

各製品の特性チャート

 

 

縦軸に利用規模、横軸に業務の複雑さを示すチャートで各製品の向いている業務の特性を表してみました。

管理サーバでの総合管理機能を有し、複数クライアントでの並列処理も可能なBizRoboが上部に位置しています。

 

 

BizRobo, UiPathはロボットの作成は難しめですが、その分複雑な処理が可能ということで右半面に位置しています。

 

NICE RTSは他のRPA製品と趣向が異なるので位置づけが難しいのですが、

管理サーバを有している点と、リアルタイム処理がメインなので、そこまで複雑な処理には向かないだろうということで中心やや左よりに位置しています。

 

WinActorは使い方は難しくないですが、使い方によっては複雑な処理も可能ということで左右の中心位置に、

ただし並列処理をする機能や複数クライアントへの配布機能があるわけではないので下部に位置しています。

 

AxeluteとipaSは使い方はシンプルですがその分あまり複雑なことはできず、

他の端末にシナリオを配布して並列実行するような使い方にも向かないので左下に位置しました。

 

RPAで効率化したいと検討している業務が、このチャートの軸でどの位置に該当するかを考えてみると製品選びの参考になると思います。

 

また、もし今回紹介した6製品以外をお考えの場合もこのチャートのような軸で比較をされると、

自社にピッタリの製品が見つかるかもしれません。

 

製品比較時の考慮点

製品選定の際にはついつい、現時点での機能の多寡で優れている製品を選んでしまいがちです。

歴史の長い製品と新しい製品では、現時点での製品機能には当然大きな差があります。

 

しかし、新しい製品も随時バージョンアップし、他社製品の良い機能を取り入れていっているので、

数年経てば機能面での差はあまりなくなってくると考えます。

 

RPA製品は、製品間の互換性がほぼありません。

一度製品を使い始めたら他の製品に乗り換えようと思うと、すべてのシナリオを別の製品で作り直す必要があるので、
製品選定は慎重に、かつ長い目で見て有利な製品を選ぶことが大事です。

 

そのため、直近で利用想定のある業務を自動化するのに必須の機能が揃っていることを条件とし、
条件を満たす製品の中で自社の要員・業務に向いていそうな製品や使い勝手の良い製品を選んでおくことが、
長い目で見るといい結果に繋がるのではないかと思います。

 

RPAのツール選定、そのほかRPAでお悩みのことがあれば、

ぜひ弊社にお問い合わせください

 

 

 

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