2018.03.04
RPAに関する企業の中で、投資家から注目を集めている会社の一つと言っても過言ではない『RPAホールディングス』。2018年3月27日(火)にマザーズへ上場することが決まっており、想定価格よりも高値がつくことが予想されています。RPA分野に対する期待感の現れとも言えるかもしれません。
国会でも連日、働き方改革や業務改善に関して熱く議論されております。RPAは人口減少していく日本において、必要な分野であり、労働力低下のソリューションとも言えるジャンルです。
ロボットを使った業務改善は、RPAの強みのひとつ。ルーチィンワークで特に単純作業であればあるほど設定が単純になり、ロボットに任せやすい。作業工程を記録し、人間に変わって代行させることができるのです。
その結果、膨大な作業をロボットに任せることで、人的リソースの確保を行う。もしくは、コスト削減、人件費削減だけでなく、ヒューマンエラーなどを防ぐことが可能となります。
どうしても単純作業になればなるほどミスを起こしやすく、それが仕事を増やす原因や信頼低下につながってしまいます。ロボットアウトソーシングは、人的リソースが確保しにくい時代の働き方改革の一つです。
活躍分野のひとつはこれで、RPAソフトウェアの導入や運用保守、コンサルティングを行うのです。RPAホールディングスの連結子会社の2つ、「RPAテクノロジー(株)とRPAエンジニアリング(株)」がこれらを実行しています。
RPAホールディングスの子会社のひとつである(株)セグメントが営む、アドネットワーク事業、サービス名としては「成果報酬型広告サービス『PRESCO(プレスコ)』」は、RPAを活用することで、広告主が欲しい情報の信憑性がより高まるのです。検索キーワードや検索順位データ、マーケティングデータなどの収集とレポーティング業務をRPAに代行させ、より効果的な広告展開が可能となります。
こちらのサービスとして「PRESO Robo」があげられます。
RPAホールディングスの子会社「リーグル(株)」が営むセールスアウトソーシング事業は、IT企業の営業サポートを行っており、強みは「ニーズ調査」、「アポイント獲得の電話代行」など、セールスのアウトソーシングの分野も行っています。
その他、オープンアソシエイツ(株)が行っているコンサルティング事業は、企業の研究開発だけでなく、海外調査、現地企業調査などを強みとしています。
RPA分野でも活躍し、マザーズへの上場が決まっているRPAホールディングスは、今後も目が離せない存在と言えます。
特に資金調達をすることで、事業発展のチャンスです。特にRPAという国策ともいえる分野で、活躍することで、ビジネスマン一人ひとりの働き方が変わっていくでしょう。